【脳科学X生活者インサイト+SNSのアイデア】をフォーミュラに、
製品アイデアの原石を、生活者のハートをとらえ続けることができる『垂直統合型ブランドコンセプト』へと磨きます
生活者のハートをキャッチして初回購入してもらうことを目的に、コンセプト開発時には、
ニューロサイエンス(脳科学)の発見、消費トレンド、製品の価値構造、パーソナリティ形成のためのイメージ軸など、
蓄積された生活者インサイトの知識と消費者インサイト調査で得た知恵を使用します。
それに加えて、コンセプト開発時に、バイラルマーケティングとブランドロイヤルティの維持についても考慮します。
なぜならば、インターネット時代にあっては、消費者の共感とサポートなしにはブランドを成長させることができないからです。
生活者がブランド情報を拡散してくれて、顧客がブランドへのロイヤルティを維持してくるようなSNS活動を可能とするコンセプトへと製品アイデアを発展させます。
次から次へと豊富な商品やブランドが目の前に現れるため、消費者のブランドへの忠誠心はますます減少しています。
顧客ロイヤルティを獲得し、ブランド収益を維持するためには、消費者とブランドとの間に強い絆を構築することが必要です。
「生活者のハートをとらえて初回購入してもらう」だけではなく、「生活者にブランド情報を拡散してもらう」、
そして「ハートをとらえ続けて顧客ロイヤルティを築いてもらう」ことを可能にするブランドへと製品アイデアを磨きあげること。
それが『垂直統合型ブランドコンセプト』が目指していることです。
コンセプト開発に使うフォーミュラは【脳科学X 生活者インサイト+SNSのアイデア】です。
【生活者のハートをキャッチ&強い絆づくりを実現させる必要条件】
- 価格以上の価値をもつ品質であること
生活者のコストパーフォーマンス意識と選択眼は厳しいです。
- ユーザー価値が明確で、生活者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)の向上に貢献できること
QOLの向上こそが生活者の最大ニーズです。
- 作り手のビジョンがしっかりしていること
生活者が重視するのはブランド名ではなくブランド哲学です。
- 商品やブランドがオーセンティックなこと
似たようなモノが溢れている現代社会において、生活者は、独創的で唯一無二な存在、
「ほんもの感」に憧れを感じます。
- 生活者とのコンタクトポイント全てにおいて、アイデンティティを伝える「キャッチコピー」や
「デザインイメージ」が統一されていること
生活者が憧れを感じるオーセンティシティが強まります。
- ブランド価値構造が一目で理解できるパッケージデザインであること
多忙な生活者は、ストレスなく一瞬で直感的に物事を
理解したいと考えています。
- 生活者にSNSで広めてもらえるストーリーがあること
感動した情報はより強く記憶され、バイラルで拡散されます。
- 嘘偽りがどこにもないこと
虚偽や誇大広告、ステルスマーケティングは生活者の信頼を失います。
- ブランドのアイデンティティに関連したエクスペリエンスや知識を提供し続けること
顧客のロイヤルティを保ち続けるには、生活者のQOLを高める情報や活動が必要です。
『垂直統合型ブランドコンセプト』は【現代生活者のハートをキャッチ&強い絆づくりを実現させる必要条件】を満たすことを目的とします。
製品アイデアの原石を磨いていくステップをご紹介します。

最初に、製品アイデアの強みや弱み、市場機会を分析します。
<Where We Are -現在の場所->
次に、製品の強みや市場機会を最大化し【生活者のハートをキャッチ&強い絆づくりを実現させる必要条件】を網羅するために、
つけ加える要素を考察します。
<How To Go -戦略->
最後に【脳科学X生活者インサイト+SNSのアイデア】のフォーミュラを使って
『垂直統合型ブランドコンセプト』をご提案します。
<Where To Go -目的とする場所->
『垂直統合型ブランドコンセプト』には以下の6つの要項が含まれます。
1.ブランドビジョンとブランド哲学
2.生活者に提供するブランド価値
3.ブランド価値を実現する製品価値マップ
製品価値マップは、製品属性・機能的ベネフィット・情緒的ベネフィットの連関図です。
生活者の五感と体内感覚(フィーリングや感情)にどう訴求していくかという指示書も含みます。
4.ブランド価値を直感的に伝えるブランドアイデンティティ・イメージ
5.市場導入時に生活者に拡散してもらうための情報トピック
6.市場導入後のSNS活動のアイデア